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観光で味わう中国文化 |
発信時間: 2008-08-26 | チャイナネット |
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競技の合間に、スポーツ選手は選手村を出て、大通りと路地に入った。さらに多くの外国人観光客は競技の観戦の合間に北京の観光スポットを見て回ったり、ショッピングをしたり、文芸公演を見たりした。古くて、現代的で、人文的雰囲気のある北京は、外国の人たちにとって魅力に満ちたものである。彼らはよく知らない中国の文化に対し、ゼロの距離の触れ合いを行ったため、それをさらによく知るとともに熟知し、隔たりを縮め、認知する気持ちをより深めることになった。
五輪期間中の秀水街
北京の特色のある観光スポットとして、秀水街の「中国の特色商品を集めたところ」として、とっくに知られており、服装、絹織物、真珠、陶磁器、茶、工芸品などはすべてがそろっており、外国人観光客の北京を訪れた際に必ず行く場所である。
8月14日、リトアニア代表団水泳コーチのズビーナス氏は競技の合間に秀水街に来てショッピングし、「私はここに来ていくつかの絹織物を買い、さらにいくつかの中国の特色を持つ工芸品を買って友達にプレゼントしたいと思っている」「好きなものに気に入ると、値切りをし、これは素晴らしい交流のチャンスだ」と語った。
ここで最もよく耳にするのはいろいろな言葉で駆け引きをする声である。たとえ言葉が通じないとしても、お互いに手まねをし、あるいは値段を計算器に入力して相手に見せ、少しもあいまいさはなく、ほとんどショッピングの楽しみとなっている。多くの外国人観光客はちゃんと心構えをしてやって来たのであった。スポーツ選手、コーチとその家族、親族友人団および観光客が次々とやって来た。秀水街の週間の売上は1億元を上回り、北京五輪前の4倍以上となった。
全聚徳が作った「鳥の巣」と「水立方」
中国のグルメを味わうことは多くの外国人観光客の願いの1つである。北京五輪の期間、全聚徳ダック店では顧客の多いことは悩みとなり、ダックの細切りでつくった「鳥の巣」(メーンスタジアムのイメージ)、 ブタ肉の皮でつくったゼリー、アヒルの舌で作った「水立方」(国家水泳館のイメージ)はいつも品切れとなった。
五輪期間中の前門大通り
長い歴史のある前門大街(繁華街)がリニューアルされて姿を一新した。再建された正陽橋の5つの鳥居状の築造物は古色蒼然とし、大通り両側の建物と景観はほぼ歴史上のもとの姿を回復している。600年余りもの歴史がある東四六条といわれる路地は、リニューアルと整備を経て、古風かつ質朴で優雅なものとなった。南鑼鼓巷といわれる路地は741年もの歴史があり、リニューアル・整備された後、古都の姿をいま一度提示し、レジャー・観光と文化革新を行った特色のある界隈となった。什刹海のほとりにある煙袋斜街はリニューアル・整備を経た後、生気のあるところとなり、両側に商店が立ち並んでいる。これらのところはすべて外国人観光客の大好きなスポットとなっている。
五輪期間中の什刹海
食品街をぶらぶらし、昆曲と京劇を観賞し、中国の緑茶を味わい、中国の商品を買い、三輪車に乗って人と世間話をすることは多くの外国人観光客の北京観光の楽しみとなっている。 「チャイナネット」2008年8月26日
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