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馬王堆漢墓で出土の文献資料、2011年に出版へ 
発信時間: 2008-09-05 | チャイナネット

中国の考古学史上で大きな発見となった馬王堆漢墓(湖南省長沙市)の文献資料が、専門家の整理を受けて出版されることとなった。復旦大学出土文献古代文字研究センター・湖南省博物館・中華書局は4日、「長沙馬王堆漢墓簡帛集成」の共同編集・出版に向けた協定の調印式典を復旦大学で開催した。遺跡から出土した絹布・木・竹に書かれていた資料を整理し、2011年に出版する計画だ。「新華網」が伝えた。

中華書局から出版される同書は少なくとも6巻に分かれ、上等な装丁となる。書中には復旦大学の専門家による解説や注釈のほか、湖南省博物館の提供による帛書(文字の書かれた絹布)のカラー写真も収録される。初公開となる資料も少なくない。

馬王堆漢墓は1970年代に湖南省長沙で出土した。墓中から見つかった女性の遺体は全身に潤いを保っており、皮膚には弾力もあったといわれる。さらに前漢(前202年~後8年)初期の貴重な文化財3000点以上も出土。「老子」や「周易」などが書かれた帛書や木簡・竹簡、散逸していた古代文書、帛画・地図などの図画資料などが見つかった。

「人民網日本語版」2008年9月5日

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