今年5月、優秀な海外人材23人が初めて認定され、優秀な海外人材が起業した5社のリストが公表された。それに続くものとして北京経済技術開発区はこのほど、2回目の優秀な海外人材の資格認定作業を本格的にスタートするとともに、優秀な海外人材が起業した会社の認定およびプロジェクト支援の審査を進める。「科技日報」が7日伝えた。
「優秀な海外人材の北京経済技術開発区における起業・招致奨励に関する意見(試行)」によると、優秀な海外人材資格認定の申請条件は、▽(留学帰国者・香港・マカオ・台湾・外国籍を含む)海外の科学者のほか、科学研究・教学・エンジニアリング・金融・マネージメント・法律・貿易・文化クリエイティブなどに従事し、その分野で著しい成果を収めたリーダー的人材であること▽申請者の所属機関は開発区で工商登録と税務登記を行い、独立法人の資格を有していること▽申請者は開発区で起業した会社或いは所属機関と2年以上の労働契約を結んでいること▽申請者は毎年9カ月以上、国内で仕事をしていること--となっている。
一方、優秀な海外人材が起業した会社の認定条件は、▽開発区での工商登録と税務登記を済ませ、独立法人の資格を有すること▽1人以上の優秀な海外人材による出資額(或いは持株額)が資本金の50%以上であること▽出資額(或いは持株額)が25%以上50%以下の場合、少なくとも1人の海外人材が法人代表か高級管理職、技術責任者を担当していこと--となっている。(編集KA)
「人民網日本語版」2009年9月9日