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国内最大の精製一体化プロジェクトがスタート
発信時間: 2009-09-24 | チャイナネット

中国西部大開発の代表的な事業である国内最大の精製一体化プロジェクト、中国石油独山子石化公司による年間1000万トンの製油と100万トンのエチレンを生産するプロジェクトがこのほど、新疆で始まった。「人民日報」が23日伝えた。

同プロジェクトは、カザフスタンとのエネルギー協力戦略の重要な構成部分となっている。年産1000万トンの蒸留装置、年産200万トンの水素化分解装置などの製油装置10台のほか、年産100万トンのエチレン装置、年産90万トンのポリエチレン装置、年産55万トンのポリプロピレン装置など化学装置11台が投入され、主にカザフスタンのハイサルファ原油が加工される。投資総額は300億元、面積455ヘクタール。

同プロジェクトは05年2月、国務院の認可を受け、翌06年6月に装置の建設が始まった。製油装置は集中管理され、いずれも世界規模のもの。なかでも年産100万トンのエチレン装置は国内初の最大規模のもので、世界最先端技術が用いられた。これによって生産される製油製品はすべてユーロ4基準を満たし、化学工業製品の大部分は高性能の製品だ。

「人民網日本語版」2009年9月24日

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