科学技術部はこのほど、国家プロジェクト技術研究センターに対して3度目の運営状況調査を行い、国家生物化学プロジェクト技術研究センターなど、運営状況の良好だったプロジェクトセンター45カ所を表彰した。また、運営状況がやや劣る研究センター6カ所にはそれぞれ警告、運営停止、建設中止などの通知を出した。うち、国家服飾デザイン・加工プロジェクト技術研究センター、国家医療用アクセラレータプロジェクト技術研究センターは運営が停止された。人民網が22日に伝えた。
今回の調査活動は主に、04年以前に検査に合格し、運営を2年以上行っているプロジェクトセンター89カ所に対して行われた。調査結果によると、国家プロジェクトセンターの全体的な運営状況は良好で、プロジェクト化・産業化能力、業界のけん引作用、対外開放サービス、経済収益、社会的効果、運営メカニズムの整備などの面で成果を挙げていることが分かった。
関連の調査結果によると、中国国家プロジェクトセンターの64%は業界内で「とても重要」もしくは「重要」な地位と役割を持つようになったほか、▽優秀な複合型人材を集中的に育成▽中間段階のテスト施設・方法の改善▽ハイレベルで通用性の高い技術開発プラットフォームの開発--など、国内外でも先進的なレベルを持つ重要な成果を挙げた。
ここ5年間、ほとんどの国家プロジェクトセンターの資産状況は良好で、経済効果の増加も比較的速く、年平均成長率は20%近くと、安定した運営・発展を見せている。(編集SN)
「人民網日本語版」 2009年9月23日