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外文局のフランクフルトでの版権取引が過去最多 |
発信時間: 2009-10-19 | チャイナネット |
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第61回フランクフルト国際ブックフェアが18日に閉幕し、中国国際出版グループ(外文局)は入念な準備と営業で、今までのブックフェアに比べて最多の取引だった。大まかには版権の販売契約数が332件で、販売の取決めは155件、購入契約は37件、購入の取決めは49件だった。 増加した版権の取引先 長期にわたって取引してきた業者以外にも、今回はベルギーやオーストリア、ポーランド、レバノン、フィンランド、モンゴルなどとも新たな取引を行い、国際的にもよく知られている米国のピアソングループやランダムハウス、イギリスのハーパー・コリンズ出版社、ロシアのフェニックス出版社、スペインのエディトリアル・ポピュラーなどの出版社と契約するなど、取引先が拡大した。 人気があるのは現代のテーマ 欧米との取引が4割以上 世界経済はまだ金融危機の影から抜け出せず、欧米諸国も大きな影響を受けているが、『中国民間物語精粋』の契約でオーストリアから5000ユーロの印税を受け取るなど、米国、イギリス、ドイツ、カナダ、イタリア、スペインなどの先進国との取引が急速に伸びた。 また中国の概況や文化芸術、漢方医学保健、児童書、言語辞典、中国語テキスト、政治、経済など現代中国や文学などの取引の割合が拡大し、『世界ベスト500企業CEOの中国攻略談』『中国人の100の夢』『新疆人たち』など、中国の改革開放を反映した文学作品や経済、政治などの図書が好評だった。 シリーズ図書の大量販売が特徴 外文出版社の『中国哲学史』『中国思想発展史』『中国伝統文化』『中国ショートショート』など25種類の図書はトルコの出版業者と一度限りの契約を行い、中国古典神話シリーズの約30種類はインドネシアと、漢方医保健シリーズの『漢方医保健マッサージ』『実用漢方医』『黄帝内経』など約40種類はイギリスの出版社と一度限りの契約を結んだ。そのほかにもアルゼンチン、ロシア、ベトナムなどの業者も外文局の版権を多く購入している。 デジタル出版物やネット公開用の版権販売も上昇 また外文局傘下の各出版社が出している電子図書や映像図書、ネット公開用の版権も取引され、量的にも質的にも従来を超えた。具体的には海豚出版社の『史記故事』『論語故事』『孫子兵法』『庶民故事』『三字経』『中国神話故事』シリーズなどの35種類の電子図書、華語教学出版社の『未来の博士』シリーズなどの電子図書、『新編基礎中国語』『児童中国語』『漫画中国語101句』などの映像図書、名作の『家』『春』『秋』『囲城』『中国語拼音と正詞法』などのネット公開用の版権だ。 「チャイナネット」2009年10月19日 |
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