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中国、世界最大の超重型工作機械を開発
発信時間: 2009-11-17 | チャイナネット

 黒龍江省斉斉哈爾(チチハル)市にある第二工作機械集団公司はこのほど、世界最大の超重型CNC工作機械の開発に成功した。「第11次5カ年計画(2006年?2010年)」に盛り込まれた工作機械を代表する十大装置のひとつで、中国が独自開発したもの。これまで西側が技術を独占し、中国は長年輸入に頼ってきたが、今後は宇宙航空や採掘機械をはじめ、水力発電ユニット、原子力発電所の設備などの超大型部品の加工が可能となった。この工作機械の軸の直径は320センチ、支柱の長さは41メートル、主軸台の長さは8メートル、ラムの長さは2メートル、総重量は760トンもあり、数多くの新技術が採用された。人民日報が16日伝えた。(編集KA)

 「人民網日本語版」2009年11月17日

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