空軍関連部門の責任者は23日、このほどメディアで報道された「第4世代戦闘機」とは、新型戦闘機「殲10」の改良型を指すことを明らかにした。新華網が23日に伝えた。
世界の主要軍事強国において、戦闘機の世代分けは完全に一致しているわけではない。米国では、中低空での飛行、亜音速時の機動性に長けた「F-15」、「F-16」を第3世代とし、超音速巡航が可能で、ステルス性、超機動性を持つ「F-22」、「F-35」を第4世代としている。ロシアでは「MG-29」、「SU-27/30」を第3世代、「SU-35」など第3世代の改良型を第4世代とし、超音速巡航が可能で、ステルス性、超機動性を持つ戦闘機を第5世代としている。
この責任者によると、中国の戦闘機は、主にロシアの装備を導入・模倣するという基礎の上に自主的なイノベーションを加えて発展させたものであり、メディアの言う第4世代戦闘機とは「殲10」の改良型を指すという。(編集SN)
「人民網日本語版」2009年11月24日