カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)は7日、中国でのスマートフォン「BlackBerry」の販売をデジタルチャイナに委託する契約を北京で取り交わした。これにより、BlackBerry携帯とサービスが新たな時代を迎えた。中国ではこの3年、BlackBerryといえば、法人向けか模倣携帯でしか利用できなかったが、今後は個人向けにもサービスを展開することになった。北京青年報が8日伝えた。
RIM社のPushmailは、グローバル企業で最も受けているメッセージソリューションとして知られ、このPushmailでBlackBerry携帯は世界のスマートフォン市場と北米市場においてそれぞれ第二、第一の市場シェアを誇っている。
RIM社は中国電信(チャイナ・テレコム)と関連協議を結び、近くBlackBerryサービスを展開し始めるという。チャイナ・テレコムは初めのうち、BlackBerry「9530」「9550」「9630」といった最低3機種を導入する方針で、これらの機種はCDMA方式と同時にGSM方式もサポートする。月額利用料は80元と450元の2タイプある。早ければ来年2月にCDMA方式のBlackBerry携帯がリリースされる。(編集KA)
「人民網日本語版」2009年12月9日