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中仏共同開発の中型ヘリ、初飛行に成功
発信時間: 2009-12-18 | チャイナネット

 中航工業集団哈爾濱飛機工業有限責任公司(哈飛集団)とフランスのユーロコプター社が共同開発した7トン級の中型ヘリコプター「Z15」が北京時間の17日午後5時45分、フランス・マルセイユで初飛行に成功した。さらにこの日、哈飛集団が製造した2機目の「Z15」の機体が正式にユーロコプター社に引き渡された。フランスで総組立てが行われる。新華社のウェブサイト「新華網」が17日伝えた。

 哈飛集団の副総技師で「Z15」プロジェクトマネージャーの高大偉氏は、「Z15」の初飛行成功と2機目の機体引渡しによって、中国とフランスが共同で取り組む各開発業務がいずれも計画通りに進んでいることが証明されたとコメント。プロジェクト開発、量産、引渡し計画に照らすと、哈飛集団は来年、ユーロコプター社に「Z15」の機体3機と許可証取得用の試験部品を納品することになっている。

 哈飛集団の技術者によると、「Z15」は中型双発エンジンヘリコプターで、新型の飛行制御装置と便利な手動操縦インターフェースを搭載。座席間隔が広くとってあるが、最大定員は16人。主に海洋プラットフォームで働く作業員の輸送、長距離飛行での捜索、国土安全、緊急医療救護、VIP輸送など様々な民間用途に用いることができる。(編集KA)

 「人民網日本語版」2009年12月18日

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