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中国科学院、2050年に向けた教育発展研究スタート
発信時間: 2009-12-30 | チャイナネット

中国科学院の白春礼・常務副院長が29日に明らかにしたところによると、中国科学院はすでに2050年に向けた教育発展戦略とロードマップの研究を始めているという。「科技日報」が30日に伝えた。

経済社会の発展と、国のハイレベルなイノベーション科学技術人材育成要求に応えるべく、中国科学院は「国家中長期教育改革と発展計画綱要」の制定と結びつける形で、2050年に向けた教育発展戦略・ロードマップ研究業務をスタートさせた。

中国科学院は、教育発展の方針として「科学と教育の融合、協調の取れた発展、特色の強調、模範引率」を打ち出した。全体的な戦略目標は、「一校一院」教育システムを完備させ、中国科学技術大学を世界一流の研究型大学とし、中国科学院大学院を世界一流の院生教育機構とし、いくつかの学科で世界のトップレベルをめざし、国際的な競争力を持つイノベーション型人材を育成していくこと。

国立研究機構である中国科学院はこれまで、「科学研究と教育に重きを置き、成果と人材を生み出す」という目標のもと、1978年以来、8万人以上の博士・修士生を育成してきた。

「人民網日本語版」2009年12月30日

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