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「口紅効果」で潤う映画やテレビドラマ業界
発信時間: 2010-01-04 | チャイナネット

実体経済が不景気の時、文化消費はメディアの発展に新たな市場やチャンスを提供することができる。物質消費が弱気な時には、文化製品が逆にホットな消費品になり、経済成長が緩やかになる際には、文化産業が逆に伸びる。これはいわゆる「口紅効果」といわれるものだ。

「口紅効果」は1930年代に米国経済が不景気な際に出された経済理論で、経済が不景気になると消費者の購買心理や行為に変化が生じ、口紅のように値段が低い化粧品や文化類の製品がよく売れるという。

「口紅効果」は今、中国のメディア市場である程度裏付けられている。商業消費が衰退すると人々の消費はテレビなどの非商業の消費に偏り始める。データによると、2009年の前半期、全国で1日中テレビがついていた割合は15.72%で、夜は30.59%と、この数字は過去5年間で最高だ。

同時に文化産業では出版業が不景気の中で成長するという傾向が表れた。図書の販売では全体で20%、新メディアの出版は40%、出版メディア産業の生産額は40%、投資は36%伸びている。

世界の内需とは逆に中国が増えると同時に、金融危機を背景に大陸部のテレビ番組の輸出は従来よりよくなっている。マレーシアのWaTVは年の初めに、1回1000ドルの高額で浙江衛星テレビ局の「歌詞を覚えるのが好き」という26回の番組の版権を購入した。この番組は今、インドネシアやマレーシア、ブルネイなどの国や地域で放映されている。

湖南省山猫アニメーション有限会社が制作した「山猫ギミさんの文字世界の探検記」なども米国に輸出され、同会社の年度大作「三国」は2008年11月1日に日本で公開されてから、3週間連続で興行収入のトップになり、日本で中国ブームを巻き起こした。

また上海テレビ局の「稲妻スターの感動」や「舞林大会」「星尚」などの番組も東南アジアで人気を博し、価格は世界金融危機発生前より高い。上海東方衛星テレビのブランド番組「舞林大会」は去年7月5日に台湾地区に上陸し、メインテレビの「華視」で毎日8時のゴールデンタイムで放送されて、視聴率は1.8%から2.2%に達した。

映画の全国主流映画市場の興行収入は、去年の前半期に23億元(農村と二級市場は含まない)に達し、昨年同期の17億元より6億元多く35.29%増加した。制作コストがわずか600万元の国産アニメ映画「喜羊羊と灰太狼」は、1カ月で興行収入を記録して、中国アニメの神話を作った。

「チャイナネット」 2010年1月4日

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