ホーム>>中日両国>>社会 |
寒さも何のその 熱気溢れる日本語コンテスト |
発信時間: 2009-12-31 | チャイナネット |
|
開会式で挨拶に立つ大会主催者 「日本語って面白い!」、「立派な翻訳者になりたい」、「日本に留学してもっと勉強したい」――力強い言葉が『魯原杯』大学生日本語コンテストの会場に響いた。これは先日、魯東大学で開かれた第1回『魯原杯』山東省大学生日本語スピーチコンテストの1シーンだ。 この日は雪がちらつき、肌を刺すような寒い天気だったが、それとは対照的に、会場内には熱気が溢れていた。今回のコンテストには山東省13の大学から、日本語専攻の学生14人が参加し、熱戦を繰り広げた。 コンテストは、事前に準備したテーマスピーチと、直前になって初めてテーマを知らせられる即興スピーチの2つの部分からなっている。テーマスピーチでは、選手らは「日本語の面白さ」あるいは「私の日本人の友人」について、綺麗な日本語で語った。張り詰めた雰囲気のなか、丁寧に紡ぎ出される一言一言、そして、それに応じた身振りや手振りからは、これまで時間をかけて必死に準備してきた努力の跡が垣間見えた。 一段落して、コンテストは即興スピーチに入った。ステージに上がる3分前、ようやく「私の尊敬する人物」というテーマが発表される。「皆さんの尊敬する人は誰ですか。私には……」、これまで学んできた語彙や表現をフルに活かして、時には詰まりながらも、自分の思いを一生懸命伝えた。尊敬する人物をめぐるストリーからは、選手たちの将来の姿も見えてきた。 受賞者たち 2時間の熱戦の末、魯東大学日本語学部の呂娟さんが見事に優勝した。 なお、『魯原杯』山東省大学生日本語スピーチコンテストは、中日間の友好を深めることと、大学生の日本語能力を向上させることを目的に、日本群馬県文化財研究会、魯東大学外国語学院などが共同で企画、開催した。今回の大会は、参加者から大きな反響があり、日本語学習のムードを高めることや相互交流の役に立つため、これからさらに盛り上げてほしいとの声が聞かれた。 「中国国際放送局 日本語部」より 2009年12月31日
|
|