第9回日中友好中国大学生日本語科卒業論文コンクール審査会がこのほど、天津外国語学院で行われた。
審査に先立ち、天津外国語学院李運博日語学院長の司会で開幕式が行われ、審査委員の紹介に続き、特定非営利活動法人日中友好市民倶楽部の小野寺健理事長と天津外国語学院修剛校長が式辞を述べた。
審査は、応募者と応募校が判別できない形に編集されており、それぞれの応募論文は、番号を付された形で各審査委員に提出される。また、審査の後、審査委員の応募校がある場合、その審査委員の採点を除外するなど、審査の公平と厳正さは、会を重ねるごとに向上している。このほか、審査発表の後に各審査委員の所感が披露され、学生の論文作成に資する工夫も取り入れられている。
来年度は、10周年の記念すべき年として、中国日本語教学研究会と共同で、卒論指導に関するシンポジウムとセミナーが開催される予定。
「人民網日本語版」2009年12月24日