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ロケット「長征3号」の残骸が貴州省に落下 |
発信時間: 2010-01-19 | チャイナネット |
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ロケットのブースター
ロケットのエンジンの一部
西昌衛星発射センターでは17日早朝、中国の「北斗」GPSプロジェクトとしては3基目の人工衛星を打ち上げる運搬ロケット「長征3号」が発射され、その7分後に第一段階のブースターが順調にロケットから分離して、貴州省仁懐市九倉鎮の山地に落下した。 このブースターの残骸は白色の筒状をしており、長さは10メートル、直径は約2メートル。落下したブースターは高熱で、直径60メートル範囲の草木が焼け焦げ、巨大な衝撃で地面には大きな穴が開いた。幸いも死傷者や他の被害は出ていない。 仁懐市の九倉鎮など4つの鎮は、今回のロケット打上げで残骸が落下する地域とされていた。そのため現地では約2000人の民兵や警察、医療関係者が出動し、16日の夜にはこの地域に住む10万人余りが避難して、緊急の事態に備えていた。残がいは今、厳重に保管され、関連機関の回収を待っている。 「チャイナネット」 2010年1月19日
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