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中国 世界初となる医療用中性子照射器を製造
発信時間: 2010-01-27 | チャイナネット

中国核工業集団公司が明らかにしたところによると、中国初となる悪性腫瘍を治療するための医療用小型中性子照射器モデル装置はこのほど、能力が設計値に達したという。同装置は世界初の医療用中性子照射器となる。専門家は、「同装置の完成により、中国は中性子捕捉療法分野で世界レベルの特色あるプラットフォームを打ち立てた」と述べる。「科学網」が27日に伝えた。

中国工程院の周永茂院士によると、同装置は中国の原子炉プロジェクト専門家、神経外科専門家、輻射保護専門家が共同開発したもので、原理は、まずホウ素化合物を体内に注射し、血液循環を通じて脳内のがん細胞に取り込ませてから中性子を照射すると、核反応を起こし、一定範囲内のがん細胞を死滅させることができるというもの。同プロジェクトのデザインは全て、中国が知的所有権を有し、オリジナルデザインは国家発明特許を取得している。

「人民網日本語版」2010年1月27日

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