中国の宇宙飛行士チーム第一号の13人は25日、約3年にわたる研究を終え、清華大学から工程学の修士号を授与された。2009年1月には中国人として初の有人宇宙飛行を成功させた楊利偉氏が、管理学の博士号を取得している。今回の修士号授与により、中国の宇宙飛行士第一陣はすべて修士以上の学位を取得したことになる。人民網が伝えた。
一連の任務を終えた後、宇宙飛行士の前には新たな課題が横たわった。宇宙飛行は今後、難度も技術上の要求もますます高くなることが予想され、飛行士センターは長期的な視点から、「研究者タイプ」の宇宙飛行士の養成を目標に掲げるようになった。
05年下半期、同センターが宇宙飛行士の学位取得教育および養成活動について調査・論証を行うと、清華大学から積極的な反応が返ってきた。そこで同センターと清華大は試験前の補習プログラムを組んだ上で、宇宙飛行士一人一人に対し宇宙飛行任務の準備と同じくらい厳しい入学試験を行った。07年3月には宇宙飛行士13人が専門の試験と総合面接に合格して、希望通りに清華大航空航天学院への入学を果たし、宇宙での経験を生かした研究をスタートさせた。
「人民網日本語版」2010年1月27日 |