中国電信(チャイナテレコム)集団公司の孫康敏・副総経理が深センで28日に明らかにしたところによると、中国電信は現在、上海・深センなどの大都市で100M(メガ)のFTTH(光ファイバーによる家庭向けのデータ通信サービス)接続工事を行っており、ネットワークのブロードバンド化、IP化、知能化、融合などの措置を通じて、従来の電器通信ネットワークから、次世代ブロードバンド総合ネットワークへのモデルチェンジを推進しているという。新華網が29日に伝えた。
中国電信はすでに、全ての大都市において4Mブロードバンドのサービスを行っており、すでに8Mのサービスも始めている。また全ての郷鎮において2Mブロードバンドのサービスを始めている。では、上海・深センなどの大都市でこのほどスタートしたFTTHプロジェクトとは一体どのようなサービスなのか?
孫副総経理によると、FTTH接続により、家庭で100Mのブロードバンド環境が実現する。家庭内がモバイルインターネットの世界となり、鮮明なハイビジョンテレビが見られるようになるだけでなく、様々なレジャーが可能となる。
孫副総経理は、「FTTHにより、都市のインターネット建設が新たな能力を持つようになる」と述べる。(編集SN)
「人民網日本語版」2010年3月30日