中国南車股フェン有限公司によると、中国が初めてインドに輸出する地下鉄車両が20日、ラインオフした。中国独自の知財権をもつ地下鉄がインド最大の都市ムンバイを走ることになる。中国の軌道交通設備がインド市場に導入されるのも、中国のA型高級地下鉄車が海外に輸出されるのも初めてのことで、中国の軌道交通設備の国際的な競争力は確実に高まっている。科技日報が22日伝えた。
中国南車傘下の南京浦鎮車両有限公司は08年5月、ムンバイで行われた地下鉄車両の国際的な競争入札で、18列車108車両の大型輸送車両の受注を受けた。この22カ月間、同社はムンバイの地下鉄輸送量や複雑な運転環境、高い技術要求に合せ、設計上、製造上の難題を次々とクリア、特に2500ボルトのACドライブシステムをはじめ、高強度で軽量なステンレス製ワイド車体の開発、防音・騒音軽減技術や転向台の開発などで重大なブレークスルーを果たしてきた。(編集KA)
「人民網日本語版」2010年3月22日