ハルビン工業大学で21日、第1回国際ヒューマノイドロボットオリンピック(International Humanoid Robot Olympic Games)が開催された。主催はハルビン工業大学ロボット技術・システム国家重点実験室、ハルビン工業大学ロボットイノベーション基地、中国人工知能学会ロボットサッカー業務委員会。「科技日報」が23日に伝えた。
同オリンピックの出場選手は全て精密でかわいらしい人型ロボットで、ルールは人間のオリンピックに乗っ取って行われる。米国、韓国、シンガポール、中国から参加した18チームの代表たちが3日間にわたり、7部門・24種目の試合を行う。
競技は陸上部門、球技部門、対抗試合部門、体操部門、ダンス部門、レジャー部門、作業部門の7部門・24種目が行われ、科学、教育、趣味、観賞の4つが一体となった試合が楽しめる。
ロボット専門家であるハルビン工業大学の蔡鶴皋院士は「人型ロボットは世界の研究においても最先端の課題であり、将来のロボット発展における主なすう勢の一つだ。ロボットの重要な発展の道の一つと言える」とし、「今回のイベントは国内外の若者や学生に向けて行われる。ロボットの科学知識普及や、ロボット技術と発展への関心を高めるために大きな意義を持つだろう」との見方を表す。(編集SN)
「人民網日本語版」2010年6月23日