世界で最もハイスタンダードで、走行距離が最も長く、運行速度が最速の都市間高速鉄道「滬寧(上海-南京)都市間高速鉄道」が1日、運行を開始した。これにより、中国の高速鉄道は総延長が約7千キロメートルとなり、中国は高速鉄道の総延長が世界最長、運行スピードが世界最速、建設中の規模が世界最大の国となった。
滬寧都市間高速鉄道は、中国において都市が最も密集し、生産力が最も発達し、経済成長が最も著しく、発展のパワーが最も大きい長江デルタの中心地域を貫いている。資料によると、長江デルタの面積は全国の陸地面積のわずか2.2%、人口は全国の10.4%を占めるにすぎないが、GDPは全国の22.1%、財政収入は全国の24.5%、輸出入総額は全国の47.2%を占めている。
江蘇省全体の収入のうち、6割以上が滬寧都市間高速鉄道の沿線で生み出されたものだ。09年、鉄道沿線にある南京、鎮江、常州、無錫、蘇州などのGDPは計2兆813億元にのぼり、省全体の61%を占めた。(編集SN)
「人民網日本語版」2010年7月2日