国防科学技術大学・計算機(コンピュータ)学院の「高性能マイクロプロセッサー技術イノベーションチーム」は、国と軍の戦略的ニーズを見定め、自主イノベーションを堅持し、高性能マイクロプロセッサー技術において要となる一連の技術を掌握、多くの軍用マイクロプロセッサーの開発に成功した。これらの成果は、国産の高性能軍用CPUおよび、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)の空白を埋めることとなり、中国の武器・装備が中国製の「チップ」を獲得した。新華社が27日に伝えた。
同チームは過去3年間にわたり、基礎理論およびオリジナルイノベーションの成果を獲得した。高性能CPU・DSOチップ「銀河飛騰」を開発したほか、大型コンピュータ「銀河」や最新の武器・装備における応用にも成功、武器・設備の情報処理における重要部品の国産化という難題を解決した。
同チームはこれまでに、国家科技進歩二等賞(2項目)および、軍隊・部委員会級科技進歩一等賞(3項目)を獲得したほか、国家発明特許を50件以上取得、論文240篇以上を発表、専門書6冊を出版した。(編集SN)
「人民網日本語版」2010年7月28日