中国国家航天局(CNSA)は10日午前6時49分、「長征4号C」ロケットを使い、リモートセンシング衛星「遥感10号」を太原衛星発射センターから打ち上げ、所定の軌道に投入することに成功した。新華社のウェブサイト「新華網」が10日伝えた。
今回打ち上げられた「遥感10号」と「長征4号C」はいずれも中国航天科技集団傘下の上海航天技術研究院が開発した。衛星は主に科学実験や国土資源の全面調査、農作物の生産見積もり、災害防止などに活用され、中国の国民経済の発展に積極的な役割を果たす。
今回は長征ロケットシリーズにとって127回目の打ち上げとなった。(編集KA)
「人民網日本語版」2010年8月11日