中国のリサーチ会社である易観国際(Analysys International)が展開するEnfoDesk易観シンクタンクは10日、今年上半期のインターネットデータ報告を発表した。それによると、今年第2四半期、中国のオンラインゲーム市場規模は前月比0.5%減の77億8300万元だった。また、上半期のオンラインゲーム市場規模は156億元で、昨年下半期を8.3%、昨年上半期を33.4%それぞれ上回った。中国のオンラインゲーム市場は停滞期に入り、現在調整段階となっている。「中国網」が11日に伝えた。
易観国際は上半期の中国オンラインゲーム市場を総括し、独自の予測を発表した。
それによると現在、動画通信とゲームが融合した新たなゲームが注目されており、従来型のゲームの人気が急速に衰え始めると見られる。また、革新的なゲームが市場に流れ込みつつあるが、まだピークには達していない。この期間は市場教育段階であるため、オンラインゲーム市場はやや回復すると見られるが、爆発的な成長は早くても2011年以降となるだろう。
また、易観国際の分析によると、市場成長の「谷」は、発展の中で必ず通る道であり、調整には約1年かかる。下半期のオンラインゲーム市場の全体的な成長幅は4-8%を維持し、次第に回復していくとの見通しだ。(編集SN)
「人民網日本語版」2010年8月11日