北京市順義区で28日、中国初となる「国立地理情報科技産業パーク」の建設が始まった。国家測量局と北京市人民政府は、中国の地理情報システム(GIS)産業のモデル基地として、北京および全国、さらには世界に影響を及ぼすと期待を示す。
国立地理情報科技産業パークの総面積は約1千ムー(66.66ヘクタール)、総投資額150億元。第1期工事では約80万平方メートルの建物を建設、2012年末までに完成する予定。完成後は国内外のGIS関連企業100社以上が入居し、年間生産高100億元を上回るハイテク技術産業パークとなる。
新興産業であるGIS産業は近年急成長を続けている。世界的な金融危機の打撃を受けながらも、産業規模は年平均20%以上拡大、業界関係者は40万人を超える。今年のGIS産業の総生産額は1000億元に迫り、成長維持および雇用促進に大きく貢献している。(編集KA)
「人民網日本語版」2010年11月30日