珠海賽納科技有限公司は北京で6日午後、同社が自主開発・生産した、知的所有権を持つ中国初のレーザープリンタ「奔図」が完成し、大量生産がスタートしたことを発表した。中国はこれにより、世界で4番目にレーザープリンタの中核技術を把握し、レーザープリンタの開発製造能力を持った国となった。中国新聞社が6日に伝えた。
このレーザープリンタの名前「奔図」には、「奔騰不息,図強奮進(勢い良く疾走し続け、前進・向上を求める)」という意味が込められている。外観はシンプルかつ滑らかなアウトライン、カラーはホワイトとブラックの2種類で、オフィス環境をエレガントに彩る。
「奔図」には、情報セキュリティモードが搭載されているほか、電力・トナーの節約が可能な独自技術が採用されている。本体部品には環境にやさしい高品質の材料を使用し、印刷プロセスでオゾンが発生することはない。印刷に使われるトナー量も同タイプのものと比べて40%少なく、使用後の廃トナー量も同タイプと比べて11%少ない。(編集SN)
「人民網日本語版」2010年12月7日