通算7基目となる測位衛星「北斗星」を載せた長征三号A型(CZ-3A)ロケットは18日零時、中国西昌衛星発射センターで打ち上げられ、予定軌道に投入された。
打ち上げの成功は地球表面をカバーできる北斗星測位システムを構築する作業が順調に進められていることを表している。
このシステムは中国が独自に開発したもので、このシステムによって2012年前にアジア太平洋地域に関連サービスを提供することが可能になる。また、2020年前後には30個あまりの衛星による地球表面をカバーできる大型システムが構築される予定。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年12月19日