中国の第27次南極観測隊が昆侖基地に到着

中国の第27次南極観測隊が昆侖基地に到着。

タグ: 南極観測隊 昆侖基地

発信時間: 2010-12-30 16:58:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の第27次南極観測隊昆侖基地隊は北京時間29日午後4時、南極の昆侖基地に到着した。隊員16人は17日の出発以来、南極内陸部の極寒、暴風、クレバス、低視程、軟雪地帯、複雑な氷雪地形、高原の低酸素、車両やそりの故障を克服し、1日平均12時間以上を移動に費やし、12日間の苦難を経て約1300キロを走破。全ての隊員、車両、装備が昆侖基地に無事到着した。移動中も内陸隊は氷雪・自動気象観測機の設置などの作業を行った。「科技日報」が伝えた。

昆侖基地は南極内陸部の氷床最高点「ドームA」の近く(海抜4086メートル)にある。地球上、自然環境が最も厳しい場所の1つで、空気中の酸素濃度は平原地域の57%しかなく、年平均気温は零下51度。

隊員は氷床コア深部の採掘場の建設、天文観測機の設置、気象・氷雪・人体医学・環境科学研究などを行い、来年2月上旬から中旬に中山基地に戻る計画だ。(編集NA)

「人民網日本語版」2010年12月30日

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。