中国航空工業集団公司の林左鳴社長は29日、近い未来にインテリジェントロボットが多くの家庭に普及し、人々の生活を支えるようになるとの考えを示した。同集団はここに巨大な潜在的ビジネスチャンスを見出し、すでに家庭用インテリジェントロボット開発計画を産業の実践に組み込んでいるという。「科技日報」が30日付で伝えた。
「中航工業基礎院順義パーク起工式ならびに中航復合材料有限責任公司・中航高科智能測控有限公司設立式」で林社長は「20年前の人々が中国の一般家庭への自動車の大々的な普及を想像できなかったように、私が述べたことも家庭用インテリジェントロボット産業分野で現実化する」と指摘した。時間の関係でそれ以上の説明はしなかったが、人々に無限の思いを馳せさせるには十分だった。
大会の配付資料によると、中航工業集団公司「第12次五カ年計画」および基礎院インテリジェント技術発展総計画に基づき、新設の中航高科智能測控有限公司はインテリジェント技術の発展をリードする重任を担う。目標の柱には「インテリジェントロボットのコア技術を掌握し、ビジネスモデルを革新して、インテリジェント産業の発展を支え、インテリジェントロボット産業を築き上げる」を掲げている。(編集NA)
「人民網日本語版」2010年12月30日