科学技術部は8日、北部の一部の地域で持続的に干ばつが続いていることから、国務院の手配に従い、干ばつによる被害を最小限にとどめるべく、科学技術緊急対策を発動したことを明らかにした。
同部は先に設立した農業防災減災専門家委員会の力を借りて何度も共同会議を開き、被害状況に沿った指導を強化するため具体的な提案を出すと同時に、リモートセンシングによるモニターシステムを利用して地上観測、作物のシミュレーションモデル、衛星リモートセンシングなど多元的な情報をまとめて被害状況の確認を行い、被害情報の分析・検証を強化するほか、被害状況に沿った指導を行い、政府の政策決定に科学的な根拠を提供する。(編集KA)
「人民網日本語版」2011年2月10日