中国最大の鉄道車両メーカー中国南車は、2010年の地下鉄事業の請負金額が100億元の大台を突破し、国内シェアの60%占める114億5400万元に達したと発表した。上海証券報が13日伝えた。
北京、上海、広州などの12都市で昨年実施された18件の地下鉄車両調達入札のうち、11件を同社が獲得、寧波、鄭州、昆明、長沙の4都市に初めて進出した。現時点で同社の地下鉄車両は、国内15都市30本の路線で運行している。
この4年間、中国南車の国内シェアは年平均62%を上回っている。また、海外市場でも評判が高く、2010年6月にはインドのニューデリーとグルガオンを結ぶRMGL地下鉄事業において、地下鉄15車両を提供する契約を取り交わした。一方、インド・ボンベイやシンガポールに供給される地下鉄車両はすでに完成し、先方に引き渡された。トルコの都市鉄道に供給される車両もすでに建造に取り掛かっている。(編集KA)
「人民網日本語版」2011年2月14日