中国軍にとって初となる「生物療法・展開医療研究センター」が22日、北京で設立された。中国新聞社が22日に伝えた。
解放軍軍事医学科学院基礎医学研究所の胡向軍所長は、「同研究センターの設立により、生物療法・展開医療プロジェクトの革新・開発・実験・研究及び臨床治療用細胞の培養に向けたニーズを満たすことができる。同センターは、展開医療の研究に向けたハイエンドなプラットフォームとなるだけでなく、国内外の専門家が集まり、技術研修や革新的研究開発が行われる重要基地となるだろう」と述べる。
生物療法は近年急速に発展しており、がん、伝染病、血液病、肝臓病など重大疾患の臨床治療に幅広く応用されている。生物療法産業は今や中国で最も発展の見込みがある新型ハイテク産業の一つであり、生物療法産業発展の加速と、技術成果の臨床への応用促進は、重大疾患の治療レベルを大幅に高め、同分野における中国の競争力を高めることにつながる。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年2月22日