IBMグローバル・テクノロジー・サービスの副総裁一行は先週、アジア最大のクラウドストレージセンターを河北省廊坊市に共同建設する協議を潤澤科技公司と行った。科技日報が1日伝えた。
IBMと潤澤科技公司は今年1月、最先端の民間クラウド・コンピューティング・センター建設に向けた「潤澤国際情報港」計画の提携協議を廊坊市で締結。完成後、潤澤国際情報港はアジア最大のクラウドストレージ産業基地となる。まずは250万平方フィートのクラウド・コンピューティング・データセンターが、IBMの先進的な理念と国際的なエコ基準に基づき建設される。
協議に基づき、IBMはデータセンターの企画・設計、専門技術、研修、全面的なソリューションプランなどで潤澤科技公司と幅広く協力し、質の高いデータセンター施設とサービスを多くのクライアントに提供する。今回の協力を通じて潤澤国際情報港は、整った情報や業務フローのアウトソーシングサービス、ディザスタリカバリサービスなどを中国全土および世界に提供すると同時に、クラウドストレージやモバイル設備管理で世界トップクラスを目指す。(編集KA)
「人民網日本語版」2011年3月2日