第11次五カ年計画(2006-2010年、十一五)期間中、中国の科学者たちは地下資源の探査、開発、技術、エンジニアリング、コールベッドメタンなどをめぐる難題の解決を図ってきた。油ガス貯留岩など21項目の理論で新たな認識に達したほか、特高含水油田と高温高塩分石油貯留層の採掘率向上、海上重油の高効率開発など24項目の重大コア技術と162項目の独自技術を開発、中国の石油・ガスおよびコールベッドメタンの探査・開発に向けた鍵となる技術の自主革新能力は全体的に高まり、油ガス埋蔵量ピーク期のプロジェクトを有力にサポート、天然ガスの飛躍的な発展を実現した。人民日報が28日に伝えた。
ここ3年、中国で新たに埋蔵量が明らかになった石油地質埋蔵量は36億トン、天然ガス地質埋蔵量は1.9兆立方メートルに上る。天然ガスの年間生産量は2004年には400億立方メートルだったのが、2010年には946億立方メートルと、2倍以上に増えた。中国はこれにより、天然ガス生産量が世界13位から10位に上昇した。原油生産量は1.9億トンを維持しており、中国は世界第5の石油生産国の地位を保っている。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年3月28日