28日、工事現場。
包頭市万水泉と内蒙古西部地区最大の陸路口岸(出入国検査場)・甘其毛道を結ぶ甘泉鉄道の敷設工事が28日午前、正式に着工した。
甘泉鉄道は、南は神華包神鉄道の包頭万水泉南駅から出発し、そこから西に向かって昆都侖河を越え、烏拉山を抜けて北に向かい、中国・モンゴルの国境にある中国側の口岸・甘其毛道に至る。全長は341.86キロ。線路の設計は?級単線電化鉄道となっており、初期の輸送力は2500万トン/年、長期的には輸送力が6000万トン/年以上となる見通し。
甘泉鉄道は、内蒙古自治区がエネルギー発展の海外進出戦略を実施するために建設するもの。中国・モンゴルの経済貿易協力の発展を促進するための重要プロジェクトで、2012年5月末に開通する計画だ。完成すれば、中国西部の阿拉山、二連浩特に次いで、中国と国外を結ぶ新たな運輸手段となる。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年3月29日