広東省統計局が明らかにしたところによると、昨年1月?11月、同省における電子情報設備製造業の販売額は1兆6484億1千万元に達し、中国全体の3分の1を占めた。中国新聞網が12日に伝えた。
広東省の電子情報設備製造業は20年連続で全国トップの座を維持している。広東省は世界的にも重要な電子情報産業の製造基地で、デスクトップパソコンの生産量は世界の半数以上を占める。また、カラーテレビ、レーザーディスクプレーヤー、ステレオなど家庭用オーディオビジュアル機器の生産規模も世界トップクラスで、世界の生産量の2割以上を占めている。
広東省統計局のデータによると、昨年11月現在、同省ソフトウェア産業の累計営業収入は前年同期比25.1%増の2410億3千万元に達し、中国全体の19.9%を占め、国内トップとなった。広東省ソフトウェア産業の利益総額は同19.7%増の445億3千万元、納税総額は同28%増の206億1千万元、ソフトウェア輸出額は同17.1%増の108億ドルで、輸出先は100以上の国と地域に上った。
広東省はこのほか、クラウドコンピューティング技術でも国内をリードしている。広州では現在、スーパーコンピュータプロジェクトの建設に向けて積極的な準備を行っているほか、深センではすでに「国家スパコン深曙Vセンター」の建設が始まっている。このほか、仏山南海ではすでにクラウドコンピューティング・プラットフォームが設立されている。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年4月13日