山東省科学院は11日、同院の海洋儀器儀表研究所が請け負っている「863」重点プロジェクト「海洋溶接のキーテクノロジー研究」がこのほど重大なブレークスルーを果たし、キーテクノロジーを把握したことを明らかにした。人民日報海外版が12日に伝えた。
山東省科学院の王軍成副院長によると、海洋溶接のキーテクノロジーである「水中ウェット溶接・切断」および「極厚板チタン合金溶接」は、世界でもごく少数の国しか把握していない技術だ。山東省科学院海洋儀器儀表研究所は3年間の努力を経て、この2つの技術を把握したほか、水深200メートルの海中における溶接と、材料・設備の切断技術を開発し、国外技術による独占状態を打開した。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年4月12日