在中国インド大使館が主催し、「仏教:アジアの歴史と文化を作る」をテーマとする仏教学術セミナーは18日午前、北京万豪ホテルで行われた。中国とインド、そしてこの2つの国の隣国である日本、韓国、シンガポール、タイ、ベトナム、モンゴル、ネパール、ミャンマーなどの国の仏教専門家が集まり、「仏教はどのようにしてアジアを他の地域と区別し、独特な空間を形成したのか」、「仏教はなぜ長い間、アジアで存在し、各国を繋げたのか」などの問題について論議した。
2日間にわたったこのセミナーでは、「仏教とアジア」、「仏教の伝播」、「仏教の芸術と建物」、「碑文」、「仏教文献の真実性と反響」の5つの議題について、各国の専門家の講演が行われた。その中、日本の身延山大学仏教学部の池上要靖教授は18日午後の「仏教の芸術と建物」の部分で「東南アジアでの戴冠する仏像の巡回展」について講演した。
「中国国際放送局 日本語部」より 2011年6月18日