弱みはみせない アメリカは世界トップを狙う
日本のスパコン「京」はすぐにアメリカの反応を得た。VOAの報道では、専門家の言葉で、日本と中国はこの分野である程度の成果を収めており、アメリカ議会もスパコンのイノベーションに対する重要性を認識する必要がある。この分野の研究に資金とリソースのサポートが必要だと報道した。
ウォールストリートジャーナルも、当時中国に設置された世界最速スパコンをみて、アメリカがこの分野の技術でリーダーシップを回復するべくアメリカ政府と企業はすぐに行動を始めた事を報道。設定した目標は当時最強の演算速度を1000倍にするだった。
ウォールストリートジャーナルは、スパコンのランキングは年二回発表され、順位は大きく変動する。2010年6月はアメリカが1位、2010年11月は中国が1位だった。日本が1位でいられる時間は長くないだろうと自信たっぷりにいう。IBM社はイリノイ大学にある米国立スーパーコンピュータ応用研究所で10ペタフロップスのスパコンを構築中だ。
世界スパコン戦争の再燃