廈門(アモイ)市検験検疫局が6日に明らかにしたところによると、中国国家認証認可監督管理委員会が同局に起草制定を委託した業界標準「食品中のフタル酸エステル類測定」がこのほど審査に合格した。中国で可塑剤に関する業界標準が打ち出されたのは今回が初めて。フタル酸エステル類は可塑剤の中でも最も良く見られる物だ。
この標準は専門家グループによって審査されたほか、中国検験検疫科学院、広東検験検疫局、上海検験検疫局、江蘇検験検疫局、アモイ市質検院の5カ所の実験室で検証された。一度の検査で22種類のフタル酸エステル類(注目を集めるDINP、DIDP、DAPを含む)を検出でき、検出制限値(0.01-0.5mg/kg)は国家標準を上回る。国際金融報が伝えた。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年7月7日