中国航天科工集団公司第2研究院が2日に伝えたところによると、同院はこのほど、「ミリ波・アクティブ3Dセキュリティチェックシステム」を開発した。これは、人体および携帯物を着衣のまま検査できるセキュリティチェックシステムであり、間もなく深センで行われるユニーバーシアードで試用される。中国新聞網が2日に伝えた。
同システムの応用範囲は幅広く、主に空港、地下鉄、大規模施設、政府重要部門で使用され、着衣のままのスピーディなセキュリティチェックを実現する。衣服に隠れた銃、刀、爆薬などを、人体プライバシーが守られた高解像度3D映像で映し出し、危険物の位置を示すことができ、その識別能力は金属探知ゲートなど既存の設備をはるかに上回る。
現在、同システムはすでに中国航空天科工集団公司の「新世代安全都市」体系における重要製品の1つとして組み込まれ、近々深センのユニーバーシアードで試用される。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年8月3日