宇宙ステーション「天宮1号」を大解剖!

宇宙ステーション「天宮1号」を大解剖!。 この数日、天宮1号の動向に誰もが神経をとがらせている。計画通りならばもうすぐ宇宙に飛び立つからだ。天宮1号の後には神船8号も発射され、天宮1号とドッキングする予定である。専門家によれば、これに成功すれば中国は、アメリカ、ロシアに次いで三番目の独自ドッキング技術を持つ国となる…

タグ: 天宮1号 宇宙ステーション 宇宙飛行士 

発信時間: 2011-09-23 10:19:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

技術上の難問に直面する可能性

宇宙航行専門家で、雑誌『国際宇宙』の編集長である龐之浩氏は、「ドッキング」が世界的に見ても技術上のボトルネックとなっており、海外の有人宇宙飛行活動の早期においても、宇宙船がドッキングする過程で失敗するケースがあったと指摘している。宇宙では、空間実験室と飛行船は共に高速で飛行しており、その時速は28,000キロ以上となる。

ドッキング過程でわずかな計算ミスがあっただけでも衝突事故をもたらしかねないのだ。去年ロシアのロケットが国際宇宙ステーションとドッキングした際は、最初は成功できず、二回目でやっと成功することができた。龐之浩氏は、ドッキングにおいて最も悩ましいのが「追突」だと説明する。人間のコントロール下にある状況では、一般的に追突事故の確率は低いが、宇宙飛行士がいない状況では、地上管制室と自動制御に頼らざるを得ない。

 

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