ドッキングの関門を越えた後も、宇宙ステーションにはさらなる危険が待ち受けている。龐之浩氏は、宇宙ステーションの運航過程において最も脅威なのは宇宙ゴミだと言う。さらに、宇宙ステーション自身が正常に運航できるのかどうかという問題もあるし、太陽活動による宇宙天気などが宇宙ステーションの運航に与える影響も気になる。国際宇宙ステーションには救助船が長期にわたって停留しており、クルーの避難に備えている。
宇宙飛行士が宇宙で立ちはだかる試練も少なくない。めまい、ノイズ、無重力状態、過重力などのほか、食べ物や排便の問題から髭のそり方まで数多くあるのだ。「国際宇宙ステーションではかつて食糧不足で騒ぎになったことがある。後で分かったことだが、先遣のクルーが良く食べる人たちだったので、引き継いだクルーたちの食糧が足りなくなったのだ」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年9月23日