中国有人宇宙飛行弁公室は先ごろ、天宮1号を9月27日-30日の間に酒泉衛星発射センターから打ち上げることを明らかにした。
25日午前、酒泉衛星発射センターには明るい日差しがそそいでいたが、関連部門によると今後数日間にわたり寒気が到来する見込みだという。気温の急降下は打上げには影響しないものの、寒気に伴う高空の風の変化がロケットの打上げに影響を及ぼす可能性がある。このため、関連部門は万が一の失敗を防ぐべく打上げの延期を決定した。関係者によると、ロケットの燃料注入は打上げ前日に行われるが、低温推進剤の注入は打上げの数時間前に行われる。
なお、天宮1号に続いて打上げが予定されている無人宇宙船「神舟8号」とその打上げロケットはすでに酒泉衛星発射センターに運ばれ、打上げ前の合同訓練、ロケットの検査などが行われている。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年9月26日