中国のドッキング目標機「天宮一号」の打ち上げが、国際社会から熱い目線を浴びている。日本のメディアや学者も例外ではない。最近、日本の学者である佐々木和可緒氏はインタビューに応じ、中国の宇宙探査事業の発展は、国の実力を現しており、日中両国は宇宙開発領域で協力の可能性が高いと指摘している。
「天宮一号」の打ち上げに対し、日本の同志社大学大学院小型人工衛星開発研究科の佐々木和可緒教授はインタビューに応じ、中国の宇宙航空開発計画は中国の国家的実力を現していると強調する。アメリカは宇宙研究計画への予算を削減と公表しており、中国は人類のために宇宙の秘密を探る任務を果たすようになるだろう。その道は極めて難しく、人的、物的な尽力と財力も必要となる。中国はすでに世界第二位の経済大国となっており、その強力な実力は中国の宇宙事業の基礎となるだろう。
また、佐々木教授は、中国の加速度的な成長は日本にとって羨ましいことであり、「3・11大震災」でそもそも緩慢だった日本の経済成長はさらに鈍化している。現段階、政府が経済再建と安定に重点を置いていることは、日本の宇宙開発事業にある程度影響を与えているが、将来的には中国と日本は宇宙開発領域において協力する可能性が大きいと見ている。日本は宇宙航空技術領域における世界先端の水準を持ち、数多くの高レベルな人材も有している。両国には技術の交流やイノベーションにおける巨大な潜在力があり、将来日中両国は宇宙探索領域で共同で人類に貢献できるだろうと期待を寄せた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年9月28日