月探査衛星「嫦娥2号」、様々な世界初・国内初を達成

月探査衛星「嫦娥2号」、様々な世界初・国内初を達成。

タグ: 嫦娥2号 月探査衛星 中国初

発信時間: 2011-09-26 10:16:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

月探査プロジェクトの劉東奎・副総指揮は20日、月探査衛星「嫦娥2号」の近況を明らかにした。それによると、嫦娥2号は9月20日現在、太陽-地球ラグランジュ点(L2)の周りを周回する軌道上を26日間にわたって安定的に運行している。状態は良好で、各コントロールも正常に行われている。残りの推進剤の量は約115キロで、来年末まで運行することが可能だという。科技日報が23日に伝えた。

▽深宇宙から7Gのデータを転送

嫦娥2号は9月15日午後7時25分より、毎秒750キロバイトの速度で3時間あまりにわたって宇宙環境の観測データを地上に転送した。ダウンロードデータは7ギガバイトに達した。

これらのデータは嫦娥2号が月の周回軌道から太陽-地球ラグランジュ点(L2)への飛行中に、太陽風イオン計測器、太陽高エネルギー粒子計測器、γ線スペクトロメータの3種類の観測機器が取得したもの。

 

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