中国の有人宇宙飛行事業、利益は10倍か 「面子事業」でない

中国の有人宇宙飛行事業、利益は10倍か 「面子事業」でない。 中国の有人宇宙飛行プロジェクトの支出と収益はいかほどか。政治上の業績を追求する「面子事業」にすぎないのか。中国の有人宇宙飛行プロジェクトは飛躍の時期を迎え、その利益に関する予測が行われている。実践から、宇宙事業は中国の競争力を高めただけでなく、庶民の生活にも様々な恩恵をもたらしていることがわかる…

タグ: 有人宇宙飛行事業 収益 先端技術

発信時間: 2011-11-04 11:29:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

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経済効果

利益は10倍に達する見通し 一般庶民も受益

米国や欧州の研究機関がそれぞれの方法で計算したところによると、宇宙飛行事業は1元の投資で7~12元の利益をもたらす。同様に、中国の宇宙飛行事業の発展も大きな経済効果を生み出した。

中国は1984年、国内初の試験通信衛星の打ち上げに成功した。通信衛星は今ではテレビやラジオ、長距離電話、テレビ学習、金融、電力などの分野で広く使用され、国民のほぼ全てが衛星によってもたらされた文明と便利さを享受している。1987年以降、中国が打ち上げた帰還型衛星に乗って宇宙空間で栽培実験を行った植物の種子は800種類に上り、今では高生産、良質の多くの農作物が各家庭の食卓に並んでいる。新薬から新材料まで、中国にある1100種以上の新型材料のうち80%は宇宙技術をもとに開発されたもので、2000近くの宇宙技術の成果が通信、繊維、石油、交通輸送、医療などの業界で用いられ、人々の生活を変えた。

これらのことから、有人宇宙飛行プロジェクトは様々な分野の科学研究を推し進め、多くの関連産業の発展をけん引すると言える。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年11月4日

 

 

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