各任務を終えた中国の無人宇宙船「神舟8号」は16日午後、「天宮1号」とのドッキングを解除し、17日19時32分30秒には順調に内蒙古自治区にあるメイン着陸場では着陸した。
無人宇宙船「神舟8号」が宇宙空間で17日間飛行し、ドッキング目標機「天宮1号」との2回のランデブー・ドッキングを成功させたことは、中国の宇宙ステーション建設に基礎を築いた。
2回のドッキング、中国の宇宙ステーション建設の基礎に
「天宮1号」と「神舟8号」は2回のランデブー・ドッキングを成功させた。これにより、中国は米国とロシアに次いで、世界で3番目にランデブー・ドッキング技術を確立した国となった。
「天宮1号」と「神舟8号」の結合体は12日間飛行したあと、11月14日夜に初めて分離し、同日20時に2回目のドッキングを成功させた。このドッキング成功により、測量設備やドッキング機構の機能・性能を詳しく検証し、関連データを取得し、所定の目標を達成することができた。