中山基地から直線距離1228キロの地点にあるドームAは、年平均気温がマイナス50度以下、海抜は4093メートルに達し、青蔵高原の海抜5000メートル地区に相当するほど酸素濃度が希薄なため、「人類を寄せ付けない極地」とも呼ばれている。このため、ドームAにおける南極観測隊の作業は、世界で最も困難な科学調査の1つと言える。
内陸チームの金波隊長によると、もし全ての作業が順調に行けば、内陸チームは5日にドームAの崑崙基地に到着し、南極内陸部の科学調査と崑崙基地の後期建設作業を行っていくという。
「人民網日本語版」2011年1月5日