遺伝子組み換えカイコは米国ワイオミング大学のドン・ジャービス博士と同僚が育成したもので、クモのDNAをもつという。このドン・ジャービス博士らが研究開発した新技術で、クモの糸と変わらない強度を持つ繊維が得られた。
研究者は工場でカイコの生産するクモの糸のたんぱく質を含む強度を持つ繊維の利用が可能になるという。
クモの糸繊維はカイコの吐く糸よりも優れた機能を持ち、細い糸が必要な眼科や神経科、整形外科などの手術での応用が期待されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年1月6日